再読してみてわかった、うつ病時に「ツレがうつになりまして。」を読めた4つの理由

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はいー、いっぱんじん連合の代表です。

今日、久しぶりに「ツレがうつになりまして。」って本を読み返してみました。
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文庫版の表紙


改めて読み返すと「あぁ、だからこの本いいのかー」って思ったので、
何が良いのか書きまーす。



「ツレがうつになりまして。」ってなんぞ?

昨年の秋に、宮﨑あおいと堺雅人の主演で映画が公開されたから、
多少は認知度高まったと思い込みたいわ。思い込みたいわー。
あおいたんハァハァ
左のおっさん、ちょっと邪魔だよ? あおいたんハァハァ。 


元々、原作はイラストレーターの細川貂々って人が書いた漫画です。
細川さんの旦那さん(=ツレ)がサラリーマンやってたらうつ病になっちゃって、
それから1年くらいの闘病生活を漫画にしたっていう、実話なんです。


エッセイコミックとしては異例の発行部数30万部超えで、
続編書かれたりNHKでドラマ化されたりもしました。

自殺者数とか、うつ病とか、精神疾患とか、そういうワードに
注視されはじめた頃でもあって、結構話題になったわけです。





僕が「ツレうつ」を最初に読んだのはうつ病の最中

この本を僕が最初に読んだのは、2年前くらいのうつ病の最中でした。
ネットで存在を知って、Amazonで買って読んだんだと思います。
うつ病の最中に読めた数少ない本なので、結構印象深い本です。


「うつ病あるある」なんですが、
病気の最中に本が読めなくなったりすることがあります。
本ってのは、小説以外にも漫画とか写真集とかもです。


「読めないってなんだよwwイミフwww」
って友達に言われたことあるんですけど、これが説明が結構難しい。


僕の経験の場合は3つの理由で読めませんでした。


1:そもそも「読む気にならない」

2:情報が頭に入ってこない

3:目を通り越して、脳に刺激がビューン!!




1つは、そもそも「読む気にならない」です。
もう、全然その気にならない。生理中の女の子がエッチしたがらない時みたいに、
本読む気になりません。そういう発想にならないんです。

ホントは普段エッチ好きなコでも、「生理中はマジ無理、勘弁。ってかキモい」
みたいな、なんかそんな感じ。そうなのか?




で、2つ目
そんな状態でも無理やり読もうとしても、全然頭に入ってこないんです。

以前と変わらず文字は読んでるはずなのに、全く頭に残らないし、理解が出来ないっていう。
日本語の仮面を被ったベトナム語の本読まされてるみたいな。
自分でも言ってて意味わかんないけど、ほんとそれくらい意味わかんない感覚。




んでんで、最後の3つ目
もう、それでも諦めずにじ〜っと読もうとすると、
目に文字が飛んでくるんですよ。痛いんです

もう日本語話せよって感じですけど、本当にそうだったから困る。
例えるなら、ニコ動で死ぬ程コメント付いてる動画を強制的に見せられてる感じ?


にこどう!!
目に、こう刺激が突き刺さる感じ。伝わるかなー。




あと例えるとしたら、超大型スクリーン最前列で見たくもないCG使いまくりの
ハリウッド超大作を何時間も強制的に観賞させられてる感じ?
なんか、まぁそんな感じなんです。



蒸すか
無理矢理読むと、ムスカ大佐の「目がぁー、目がぁー!!」状態になっちゃう



だもんで、そんな状態になっちゃってた時に読めたこの本って、
なんでだったんだろーって今更になって興味が湧きました。


先日、久しぶりにうつ病トークをしたことも影響あります。






うつ病の時でも読めた4つの理由

んで、読んでて思ったのは、大まかには次の4つです。

(1)1ページのコマ数が少ない。大体5〜7コマ

(2)漢字が少ない。簡単な漢字しか使われていない。   

(3)台詞の文字の大きさが一定。
   
(4)使用されてるトーン数が少ない。
   


(1)1ページのコマ数が少ない。大体5〜7コマ
エッセイコミックだからでしょうけど、
コマ数が少ない上にコマ割りパターンが殆ど同じです。
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場合によっちゃ4コマなんてページも


(2)漢字が少ない。簡単な漢字しか使われていない。ひらがなばっかり。
出てくる漢字は小学生レベルがほとんどですー。
漢字→ひらがなだけじゃなくって、漢字→カタカナにしてる場合も多いです。
なんか、友達とのメールみたいな読みやすさです。
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(3)台詞の文字の大きさが一定。
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よーく見てみると、吹き出し以外の手書きの文字も、吹き出し内の台詞と似た大きさです。
読みやすいことこのうえない感じ。



(4)使用されてるトーン数が少ない。
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背景は真っ白だし、トーンも2〜3種類しか多分使われてないです。




もちろん、

・内容が自分の病気のことだから興味を持ちやすい

・だから読みたいし、頑張ろうと気が張る

・しかも、内容が素晴らしい

っていう流れもあるんでしょうけど、
偶然にも細川貂々さんの作風がうつ状態の人間でも比較的読み進めることができる
丁度良い塩梅だったんだろうなぁと、今になって読み返すと実感しました。


ってことはだ。
逆に、もし読書出来るかどうかの判断がつかないときは、
上記の条件を満たすような、神経と目に優しい本から手をつけるのが
負担をかけない安全な選択方法なのかな?と思います。


おしまい

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